AI机上訓練で、計画を検証し続ける
想定外シナリオに既存BCPをぶつけ、漏れ・矛盾・追加対策を「指摘(Finding)」として記録。人が承認した改善だけがPlaybookに反映され、訓練するたびに実行モデルが強くなります。
Business Continuity OS — Live
ノウハウ・人材・時間・費用の壁を越えて、LINE × AIで家庭と企業を連動させる次世代のBCPアプリ「もしもクラウド」を開発しています。従業員の可用性を可視化し、AI机上訓練でBCPを「本番で機能するもの」へ進化させ続ける——巨大災害のあとも、事業・雇用・生活を止めないために。
Why TOMORI Lab exists
南海トラフ巨大地震の長期経済被害は最大1,241兆円——資産被害(225兆円)の約5.5倍と推計されています。復旧が遅れるほど、損失は静かに積み上がる。私たちが向き合うのは、この「止まった時間」です。BCPを「作る」会社ではなく、災害後に事業・雇用・生活が止まる時間を、AIとソフトウェアで短くする会社でありたいと考えています。
南海トラフ巨大地震による長期的な経済被害(最大推計)。資産被害の約5.5倍。
出典:土木学会「国土強靱化定量的脆弱性評価・報告書」(2025年6月)
BCPが「ある」企業でも、想定外の状況で次の一手を判断し続ける力がなければ動けない。私たちは文書ではなく、判断と実行が回る仕組みをつくります。
建物が無事でも、従業員の家庭が被災すれば人は戻れません。事業継続は、従業員と家庭のレジリエンスと地続きです。
ルールで定型化できることはルールで。人が決めるべきことは人が。AIは状況の整理と提案に徹し、止まっても業務が成立する設計を貫きます。
1万件を超える事故・有事対応で見てきたのは、「もしも」が起きた後にできることの限界でした。だから、その前に動く仕組みをつくっています。南條 詩織 — TOMORI Lab 代表
DWG-01 Product — Moshimo Cloud
LINEと家庭を連動させて従業員の可用性を可視化し、AI机上訓練でBCPを点検・更新して「本番で機能するもの」に進化させ続ける仕組みです。平時は訓練で計画を鍛え、有事はLINEで初動から復旧までを回します。安否確認システムでも、BCP作成ツールでもありません。
想定外シナリオに既存BCPをぶつけ、漏れ・矛盾・追加対策を「指摘(Finding)」として記録。人が承認した改善だけがPlaybookに反映され、訓練するたびに実行モデルが強くなります。
安否確認、状況把握、BCP発動、タスク配信、進捗と証跡。従業員はLINEで回答し、本社は拠点の状況を一望します。AIが停止しても、全操作が成立する設計です。
従業員家庭の備えを週1ミッションで前に進め、企業には本人の同意に基づく「備えレベル」だけを返します。家庭の中身は構造的に見えません。
→ 従業員はLINEで回答。アプリのインストールもログインも不要、30秒。平時に個人LINEを交換する必要はありません。
Product demo
スライドではなく、実際に稼働している画面の操作記録です。本社側の管理画面と、従業員側のLINE操作の両方を収録しています。
Approach & Technology
災害対応にAIを使う上で最も重要なのは、「何をAIにさせないか」です。私たちは判断の境界をプロンプトではなく、データベースの権限と検証層で構造的に固定しています。
優先度・担当候補・定型の指示はルールで決定的に算出します。AIは「複数の要支援が同時発生した時の優先順位提案」のような、定型化できない部分だけを担います。
AIの提案は候補集合と検証層を通り、管理者が承認して初めてタスクになります。自動起票・自動配信は恒久的に禁止しています。
有事にAIを依存先にしません。Playbook・ルール・手動操作だけで一連の対応が完了するよう設計し、AI縮退テストを常設しています。
重要業務・保有スキル・エスカレーション条件を「制約レジストリ」として平時に登録。有事の提案はこの制約に対して機械的に検証されます。
LLMに入力できるのは集計値と、本人が目的を理解して書いた情報だけ。企業が受け取るのも、同意に基づく集計と状態のみです。
記録は追記専用。判定はバージョン固定のルーブリックが行い、AIは講評だけを書きます。ISO 22301の観点で「回っていた証拠」を示せます。
LINE Messaging API / LIFFSupabase — Postgres · RLS · Edge FunctionsClaude / Gemini — 交換可能なモデル層NetlifyPWA / オフライン避難情報
Beyond the workplace
熊本地震の現地調査で聞いたのは、「家の断水・停電で、従業員自身が仕事に戻れない」という声でした。企業のBCPは、従業員家庭のレジリエンスがなければ人員を確保できません。だから私たちは、企業と家庭を一つの線でつなぎます。
Programs & Recognition
Founder
損害保険業界で10年以上、幅広い業種・規模の企業の事故・有事対応に携わり、個人・企業・公的機関・海外事故まで、災害の後に何が起きるかを現場で見てきました。事故防止コンサルティング、国内外の大規模自然災害対応、災害対策室のリーダーを経験。
新規事業開発・スタートアップ協業・AI活用の企画推進を経て、G's ACADEMYでAI実装を学び、東京都のアクセラレータ「Raise Her」でプロトタイプを自ら構築、本事業案でDemo Day 1位。
「もしも」を乗り越え、地域社会が強く復興できる未来の日本を、次の世代に残したい——その想いで、TOMORI Labを立ち上げました。
Contact
「自社で実証できないか」「この地域で試せないか」——その段階のご相談で構いません。内容を拝見のうえ、代表より2営業日以内にご返信します。
デモ画面を共有しながらの30分オンライン説明にも対応しています。